人類はzoom授業を経験してしまった

明日の薬理学の試験勉強最中真っ只中である。間に合わない。そう思うと途端にはてなを書きたくなった。今晩はzoom授業は怠惰な人間性をあぶり出すという情けない話をしたい。

 

3年前からコロナのお陰?で大学の授業はzoom配信されている。コロナも収まりつつある昨今、本来であれば原則対面で授業を受ける必要があるのだが、それでも一応zoomで授業を受けることは認められている。すると家でゴロゴロしながらzoom授業を受ける怠け者が発生する。彼らは俗にzoomerと呼ばれ、先生たちからの軽蔑の対象となる。はじめの頃のzoomerはそれなりに授業を聞いているが、人間というのは易きに流れるもので、次第に授業をBGMに布団の中でスマホをいじったりするものが出てくる。このようにzoomは怠惰な人間をさらに怠惰にする装置であるが、zoomという禁断の果実はさらに危険な誘惑を仕掛けてくる。それはzoom授業をリアルタイムにすら受けなくていいのではないかという誘惑である。というのも、ご丁寧にも講義録画が後で配信されるからである。私のような不届き者たちは、後々配信されて、出席すら取らないのであればzoomにすら入る必要がないのではないかと考える。あとで3倍速ぐらいで集中して聞いたほうが効率的だとかいう屁理屈をこねるのである。そして気がつけば試験前日になり溜まりに溜まった録画を泣きながら視聴するハメになる。